東南アジアの内陸国ラオスを経由したタイと中国との農産物貿易が拡大している。その大きな要因は2021年12月に開業した中国とラオスを結ぶ高速鉄道「中老鉄路」の存在だ。これにより、タイ東北端のノーンカーイ県から中国雲南省の省都昆明市までの陸上輸送時間は、…続きを読む
【関西】海外事業を展開する宝酒造インターナショナルグループの米国における和酒の製造・販売会社「米国宝酒造」(Takara Sake USA Inc.)が、1983年の設立から2023年で40周年を迎えた。 カリフォルニア州バークレーにある米国宝酒造…続きを読む
環境保護への意識が高まるタイで、100%再生のプラスチックを使った飲料用PETボトルの利用が広がっている。飲料大手のコカ・コーラ(タイランド)は10月から1L入りの容器について、再生品の導入を始めたと発表。2025年までにコカ・コーラ製品のすべてで再…続きを読む
日清食品ホールディングスは6日、子会社のブラジル日清が、ブラジルのパラナ州ポンタグロッサ市に約315億円投資し、新工場を建設することを発表した。24年6月に着工開始し、26年3月の稼働開始を予定している。ブラジル日清としては、81年に稼働を開始したサ…続きを読む
タイ・バンコクのおにぎり専門店「こめこめCLUB」で店頭に立つリサさん(23)は、つい1年前まで大学生。4年生の10月に知人に誘われて初めてタイを旅行した。気の合う3人組、4泊5日の旅。そこで知り合った飲食店関係者から出店計画を聞かされ、すっかり心が…続きを読む
2022年度の世界食品小売業売上高ランキング100(表1)がまとまった。この売上高ランキングに入る水準は、前年度より4億1600万ドル高い64億1600万ドル(約8340億円)となった。日本企業では、7社がこの水準をクリアしている。一方、前年度に企業…続きを読む
【関西】日本の醤油発祥の地、紀州湯浅から遠く1万km離れたフランスのボルドー地区で11月、湯浅醤油の技術を詰めこんだBio白醤油「SHINKO BLANCHE(シンコ・ブランシュ)」が誕生した。24年早々にはフランス国内流通と日本への逆輸入が実現し、…続きを読む
●タイでかつてないブーム 奈良時代にはすでに存在していたとされるおふくろの味のおにぎり。日本を旅する外国人が増える中で、東南アジアのタイでも旅先の日本で食べた味が忘れられないという人が少なくない。そんな声に応えようと、今年7月にバンコクにオープンし…続きを読む
ローカルの誇りを世界へ広めようとするトレンドは決して目新しいものではない。ただ今回のAnugaに参加して感じたのは、ローカル特有の食品や食材が、世界市場へ急速に広がっているということだ。例えばイタリアのチーズ。これは地元の乳製品の伝統と革新を結集したよ…続きを読む
今回のAnugaで目立ったものの一つは、機能性の食品や飲料の存在だ。これらの製品は健康面を訴求するだけでなく、使用されている原料をパッケージ表面で積極的にPRしている。あたかも「スター原料」が、製品プロモーションをけん引しているかのようだ。近年、プロ…続きを読む