世界有数の食料品の生産・輸出国であるタイで、主な食品関連企業の今年第1四半期(1~3月、一部は第2四半期)の決算が出揃った。年初から続く少雨に伴う干ばつや近隣国からの豚肉の密輸が影響して業績を下落させる企業がある一方で、オンライン販売を組み合わせた新…続きを読む
【中部】業務用厨房機器最大手のホシザキは29日、フィリピンの厨房機器輸入販売会社の「テクノラックス」と「HKRイクイップメント」の2社を連結子会社化したと発表した。今後、経済成長が著しい同国内での販路拡大を目指す。なお、これまでホシザキは現地法人の「…続きを読む
●ラオスに日本の推し文化 東南アジアの内陸国ラオスで初めてとなるコンセプトカフェ「サイバープラネット」のラオス店。ラオス人、タイ人と計10人ほどの女性スタッフがいる中で、数人の日本人女性らが接客指導などのために日本の本店から現地に派遣されている。 …続きを読む
スイーツ業界で欠かせないバニラだが、台湾初の天然バニラ専門企業が立ち上がった。「台湾香草蘭股〓(フン)有限公司」だ。熱帯・亜熱帯気候の台湾はバニラ生産に最適な自然環境を有するが、同社では専門知識に基づいた独自の組織培養技術による苗作りから加工、出荷ま…続きを読む
●現地調査重ね市場を把握 お帰りなさいませ--。アキバ文化の代表格として日本でも根強い人気のあるメイド喫茶。ついに、その“オタク”文化の流れをくむ飲食店が、東南アジアの後発開発途上国ラオスに上陸した。首都ビエンチャンを流れる国際河川メコン川沿い。中…続きを読む
味の素冷凍食品、味の素(中国)社、ライフフーズ社は、連雲港味の素如意食品有限公司(江蘇省、LAN社)を6月をめどに、連雲港味の素冷凍食品有限公司(同、AFL社)に吸収合併する。24年4月末に生産活動を停止し、AFL社に生産を集約する。 LAN社は日…続きを読む
ヤクルト本社は24年度の海外飲料事業で、販売本数の増加と為替の円安効果などで増収増益を目指す。23年度は米国、ベトナムが好調だった一方、中国やインドネシアは消費が低迷。中国では営業施策の見直しなどで下期以降の回復を目指す。インドネシアでも販売を担うヤ…続きを読む
雪印メグミルクは14日、ベトナムにプロセスチーズ(PC)の製造・販売拠点を設立すると発表した。これまで培ってきた開発力・技術力・ノウハウを生かし、需要の取り込みと創造を行い、今後成長が見込まれる同国市場での事業拡大を図る。 現中期経営計画で強化を目…続きを読む
タイの食品・レストラン業界などで、労働者の最低賃金を引き上げる政府の方針をめぐって憂慮する声が広がっている。政権を担う第1党のタイ貢献党や第2党のタイ名誉党などの選挙公約だが、大衆迎合すぎるとして経済に与える影響が大きいと見るからだ。実際の賃上げ判断…続きを読む
近年にない異常な猛暑が続く東南アジアで、農産物などへの被害が広がっている。タイでは第1四半期(1~3月)の農業部門の国内総生産(GDP)が大きく減少。主力のコメなどの生育不良が顕著となっている。フィリピンでも同様に農業被害があらわに。国軍と少数民族と…続きを読む