ケンミン食品は主力商品「ケンミン焼ビーフン」を来年1月1日、全米で販売開始する。小麦粉を使わないグルテンフリー市場が拡大する同国にあって、ビーフン市場は国内の約3倍のポテンシャルがあり、試食販売やSNSなどデジタルプロモーションを展開。初年度100万食…続きを読む
2019年の加工ごま市場は、9月までは前年並みで推移していたが、10月以降は消費増税や異常気象を含むさまざまな要因が重なり苦戦が続いた。2020年は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)が開催され、金星(きんぼし)を連想さ…続きを読む
先月「ミシュランガイド東京2020」が発表された。レストラン審査、グルメ評価にかけては信頼に値する「LA LISTE(ラ・リスト)2020」「世界のベストレストラン50」「THE TABELOG AWARD2019」の3つのリストと照らし合わせた結果、…続きを読む
新しい切り口、時代に合ったニーズ対応、ブーム、そしてブランド力、これらを掛け合わせたり、特徴を特化させたりして登場する新製品の数々。人々の生活がますます多様化する中で、2019年も例年以上に“ニッチ”な製品が少なくなかった。その一方で、外食店などの流行…続きを読む
山崎製パンは「ランチパック」でインバウンド需要の獲得を目指す。「ランチパック」は、日本で開催されたラグビーワールドカップでBBCのプロデューサーが紹介し、話題となった。1月1日に発売する、果肉感と風味にこだわったフルーツジャムをサンドしたフルーティーシ…続きを読む
2019年の製パン業界は、「イーストフード、乳化剤不使用」強調表示という新たな課題に対応した。難しいかじ取りが求められるが、「軟着陸」に成功した格好だ。さらに2019年上期は、2018年に実施した値上げの影響を引きずった。 日本のパンが訪日外国人から高…続きを読む
平成の三十余年が幕を閉じ、新たに令和の時代を迎えた2019年は、食品業界にとっても未曽有の変化の年となった。食品スーパーの元日営業の縮小やコンビニエンスストアの時短営業の導入、メーカーの納品リードタイム延長など従来の商慣習を見直す動きが相次ぎ、働き方改…続きを読む
「M1グランプリ2019」で優勝したミルクボーイのネタで取り上げられ、注目が集まる「コーンフレーク」。SNSなどでは、久しぶりに購入したなど投稿が見られるが、実は成長基調にある元気な市場だ。日本スナックシリアルフーズ協会が公表した2018年の生産金額は…続きを読む
日本米の海外輸出が活気づいてきた。財務省貿易統計では、今年1~10月は前年比24%増の1万3311トンと、20%台の伸び率を達成。2017年は同19%増、2018年同16%増と、直近の2年間は10%台が続いていた。巨大市場中国の規制緩和に加え、2017…続きを読む
即席麺市場は、最需要期を迎えプラス成長に向けた展開が行われている。同市場は近年、過去最高を更新してきたが、2019年の即席麺の総需要は成長が鈍化している。6月の値上げや10月の消費増税、台風などの災害など、例年とは違った市場環境も影響している。カテゴリ…続きを読む