メルシャン、 黒猫 ラベル唯一のスパークリングワイン、「ゼクトb.A.」世界に先駆け発売
メルシャン㈱(東京都中央区、03・3231・3910)は、ドイツのグスタフ・アドルフシュミット社と共同で“黒猫ラベル”で知られる人気ワイン「ツェラー・シュワルツ・カッツ」のゼクト(スパークリングワイン)を初めて開発。10月14日から世界に先駆けて日本で発売する、と発表した。
黒猫ラベルで知られるモーゼルのワイン「カッツ」は、フルーティーな酸味と甘味がほどよく調和しているため、日本でも広く知られた人気ワインとなっているが、その“ゼクト”はまだ商品化されたことがない。
現在、日本のスパークリングワイン市場は輸入・国産を合わせて年間九〇万ケース以上が消費され、飲用機会の通年化が進んでいること(以前はクリスマスシーズンに集中)。またメルシャン㈱がワイン部門の活性化策として、スパークリングワインの強化に取り組んでいることなどから、今回の製品開発が実現した。
新製品名は「ツェラー・シュワルツ・カッツ〈ゼクトb・A・〉」で、商品規格は七五〇㍉㍑入り、アルコール分一二%、白、希望小売価格は一六〇〇円。
ドイツワインの最高級ブドウ品種リースリング種を使い、ドイツ発泡酒の伝統製法によって、上品でさわやかな香りとデリケートな口当たりのスパークリングワインに仕上げている。
同社では、テーブルワインの人気アイテムを、スパークリング化して新しい分野商品として提案し、市場の活性化につなげていくことを目指していく。
10月14日から全国発売。