森永乳業、初の特定保健用食品「低リンミルク L・P・K」を9月下旬から発売
森永乳業㈱(東京都港区、03・3798・0126)は、厚生省から6月1日付でわが国で初めて特定保健用食品として許可された「低リンミルクL・P・K」を、同許可に基づいた標示内容を記載した新パッケージで、9月下旬~10月にかけて発売した。
同品は、慢性腎不全患者の食事療法に適した食品として、同社が開発、八八年5月から発売しているが、今年6月1日付で厚生省からわが国で初めて特定保健用食品として許可されたことから、同許可に基づいた標示内容を記載した新パッケージで、新たに発売したもの。新パッケージには、「低リンミルクL・P・Kは消化吸収されやすい乳たん白の他、カルシウム、鉄、各種ビタミンを配合したうえ、リン(牛乳の五分の一)、カリウム、ナトリウムを低減してありますので、低リン食を指示されている慢性腎不全の方の食事療法に適しています。」を標示。また、パッケージ全面には「特定保健用食品」「低リン食を指示されている慢性腎不全の方のリン低減ミルク」を標示している。
一箱二〇㌘(アルミスティック入り)×一五本入り、小売一二〇〇円。販売は、人工透析の施設を持つ病院、同病院内販売店、宅配便による直接配送。