日本ケフィア、複合発酵乳飲料「コーカサスケフィア」発売
日本ケフィア(株)(藤沢市朝日町、0466・27・3511)は3日から、ケフィア飲料「コーカサスケフィア」を新発売した。
ケフィアとは、世界三大長寿地帯のひとつとして知られる旧ソ連のコーカサス地方で、二三〇〇年以上も前から愛飲されてきた発酵乳。これを飲みやすいケフィア飲料としたのが「コーカサスケフィア」。山羊や牛のミルクを乳酸およびアルコール発酵させた自然飲料。二~三種類の乳酸菌でつくられているヨーグルトと違い、多種の乳酸菌、酢酸菌、酵母菌などの共生によってできている複合発酵乳である。
胃液の分泌を促し、腸に相互作用しながら体のために良い栄養成分を生み出す。ノーベル賞学者であるメチニコフがさまざまな効用効果をうたい推奨したため世界的に知られ、最近では「ヨーグルトきのこ」といわれて健康食としてブームとなっている。
ケフィアには次の効用があげられている。1免疫力を高め、あらゆる慢性病や感染病に有効2消化促進や結核に有効3動脈硬化にも有効4肝機能を高める5美肌、便秘に有効。
同社は、日本で唯一、ロシア・ライセンス公団と本場コーカサスの“ケフィア”を製造・販売する契約を結んでいる。
▽コーカサスケフィア=内容量二〇〇ml、二四本一ケース、一本小売価格六〇〇〇円。原材料は乳製品、乳、オリゴ糖、砂糖、ペクチン。常温で九〇日、冷蔵で一二〇日。初年度販売目標一万ケース