武井漬物製造、プラスチック容器入り「プサンキムチ」800g発売
武井漬物製造(株)(群馬県新田郡、0277・78・2729)は、主力商品に成長しつつある「プサンキムチ」の販売強化を図っているが、従来のポリ袋入りホールタイプを大幅にリニューアルし、プラスチック容器を使った八〇〇g入りプサンキムチを新発売した。
同社のプサンキムチは、大手や地元スーパーなどで根強い人気をもつ商品で、中でも大手の西友では、常に売上げの上位を占める。
従来はホール状で一袋四〇〇g入りで販売していたが、新製品は倍の容量の八〇〇g入りとし、ホールでなくカットタイプに変更。また押しを強くして水分量を減らしている。このため従来品に比べて保存性に優れるうえ、容器からの匂い移りも大幅に減少したほか、必要量だけとりだして保存ができるため、好みに応じて漬けたての浅漬状態から、熟成した味まで楽しめるなどの特徴が加わった。また、ラベルのデザインも、ベースをシルバーに変更するなど、売り場でも目立つデザインが採用されている。
新発売後の人気も上々で、発売直後の一時期は容器が間に合わせないといった事態も発生したほど。
最近、キムチの需要は年間ほぼ安定しているが、秋以降は、キムチ鍋やチゲ鍋といった料理素材としての販促活動もおこなうなど、今後、主力の一翼を担う商品として、集中的に販売していく方針。店頭小売価格は一〇〇〇円。