明治製菓、キシリトール使用ガムなど5月下旬発売へ
明治製菓(株)(東京都中央区、03・3273・3373)は、新甘味料キシリトールを使用の「キシリッシュガム」(一〇〇円・税別)=写真(上)=と「キシリッシュタブレット」(二〇〇円・同)=写真(下)=の二品を5月下旬から首都圏、東海、北関東、信越地区で発売する。
キシリトールは、砂糖に近い甘みを持ち、虫歯の「う蝕抑制効果」があるとの研究結果でている甘味料で、欧米ではキシリトール入りのチューインガム、キャンディーなどの食品、練り歯磨きなど、デンタルケア商品として定着している。
厚生省は17日、キシリトールを食品添加物として指定した。
これを受け、今後日本の市場でもさらにシュガーレス市場の拡大が期待できることを見越し、同社は、キシリトールを使用の商品の発売に踏み切ったもの。
同品は淡麗ミント味が特徴で、ローズマリーエキスなど口臭防止機能を備えた清涼感とデンタルケアを生かした商品。ガム(内容量一二粒入り)は、スライド式パッケージで、粒タイプ紙箱入り。タブレット(内容量六g・四八粒入り)は、プラスチックケースをさらにピロー包装してある。
購買ターゲットは、女子高生~OLまでのヤング女性で、新世代シュガーレス商品に仕上げてある。