サッポロビールが料飲店向けに「氷彩サワー<プレーン>」発売へ
サッポロビール(株)(東京都渋谷区、03・5423・7204)は3月7日、「サッポロ氷彩サワー〈プレーン〉一〇リットル樽」を東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏で発売する。そのほかの地域は5月9日からとなる。これは前年比二〇%増と拡大基調にある低アルコール市場に投入するもので、料飲店向け。ホワイトブランデーをベースとし、エキス分二%以上五%未満、アル分八%。参考小売価格・税別三〇五〇円、容器保証金一〇〇〇円。販売計画は五万本(五〇万リットル)を狙う。
ホワイトブランデーベースならではのまろやかな口当たりとフルーティな香りが特徴。原料であるブドウ由来の香りは、レモンやライムなどの果汁との相性が抜群だ。
ピュアな味わいのためそのままでも、カクテルベースとしても最適。樽生ビール同様、サーバーに接続するだけで手軽においしいサワーを提供できる。同社は今後も飲食店向けに、幅広い提案をしていく考えだ。
今回の樽発売に伴い、サッポロビール飲料(株)(東京都渋谷区、03・3476・7900)は3月7日から、サワー・カクテル用シロップ「リボン・グレープフルーツシロップ」(参考小売価格・税別八〇〇円)と「同・ライムシロップ」(同七〇〇円)を全国発売する。ともに一リットル紙パック。
「グレープフルーツ」は五倍希釈で、二〇%果汁入り飲料になる希釈用果汁飲料。ほどよい酸味と控えめな甘さが特徴のフロリダ産グレープフルーツ果汁を使用。「ライム」は一〇倍希釈で、果汁含有率一%となる。さわやかな酸味と苦味が特徴のライム果汁を使っている。