旬の梅

2005.06.10 119号 1面

和歌山産の「小梅」「古城」「南高」に続いて、6月10~20日、群馬産の「白加賀」も売り場に登場する頃ですが、今年は1週間から10日遅れになりそう。収穫量も昨年の台風の影響も受けて平年よりも少なめ。

梅は、血液をアルカリ性に保ち血流促進、胃液の分泌を促して整腸、肝臓の働きを高めて解毒、体内外の皮膚の若返り、免疫強化、疲労回復-などのたくさんのチカラ持ち。ぜひ、取り入れて。

何にでも使いやすい梅ジュース。酸っぱい香りを楽しむ場合は「青梅」の品種を、甘い香りを楽しむ場合は、ちょっと熟した南高梅を。注目の新品種「パープルクイーン」なら鮮やかな赤い色となる。

<梅ジュースの作り方>

(1)水洗いした青梅(1キロ)のヘタを、傷をつけないよう注意して竹串などで取る(傷を付けるとジュースが濁る)

(2)(1)を24時間冷凍庫に入れる

(3)氷砂糖または砂糖(500グラム)と(2)を、ビンに交互に入れる

(4)そのまま10日。梅の解凍が始まったら時々ビンを動かして砂糖を溶かす

(5)(4)をガーゼでこしたジュースをビンに入れ、加熱殺菌後、冷蔵庫で保管

(6)好みの分量を水で割って飲む

※タッパーで冷凍すれば冬場まで保管OK。お湯割り、焼酎割りなど活用もいろいろ。牛乳で割ると、梅味の飲むヨーグルト風に。

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