波動を高める生活学:ブドウ
そろそろ秋の声が聞こえる季節。「食欲の秋」はおいしい食べ物が目白押し。今回はその一つとしてブドウを取り上げた(波動測定に用いた品種はデラウェアと巨峰)。
ブドウにはアントシアニンやカテキン・タンニンなどのポリフェノールが豊富に含まれる。特に果皮には赤色色素のアントシアニンが多い。ポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化の原因となる活性酸素を除去する。『動脈硬化』及び抗酸化力の指針となる『過酸化脂質』の数値が大変良い。さらにアントシアニンは目の健康に寄与する。目の網膜には光の刺激を脳に伝える「ロドプシン」があるが、疲労や加齢などで減少する。すると視力の低下や眼精疲労が起こる。アントシアニンは減少したロドプシンの再合成を助け活性化させる。『視力』『眼精疲労』の値が2ケタに達しているのも納得だ。
また、ブドウにはコレステロール値を下げる作用がある酒石酸などの有機物が含まれる。酒石酸は腸内を弱酸性にするので大腸がん予防に有効とされる。
ミネラル類ではカリウムを比較的多く含む。カリウムには利尿作用があり、むくみを取ったり、高血圧症の改善も。またブドウの糖質は体内で素早くエネルギーに変換され、疲労回復には非常に有効だ。他の品種も高い波動測定値を示すことが予想される。さまざまなブドウを楽しみ、健康増進に役立ててもらいたい。
(めいらく波動医科学総合研究所・編)