波動を高める生活学:柿
「柿が赤くなると医者が青くなる」という諺(ことわざ)どおり、柿は病気知らずの身体を作る。理由の一つが豊富なビタミンC。柿100gにはビタミンCが約70mgも含まれ、大きめの柿1個で1日の所要量を満たす。
ビタミンCは免疫力を高めるため、風邪の時などに積極的にとりたい。ビタミンCはコラーゲンの生成にも必要不可欠で、不足すると肌荒れの原因になる。
甘い柿ではあるが、お酒好きの辛党に朗報なのが二日酔いを予防すること。柿に含まれているカタラーゼという酵素が二日酔いの原因物質「アセトアルデヒド」の分解を促進する。結果、肝臓の負担を軽減する。さらに、乗り物酔いにも有効なので、秋の行楽で乗り物で移動する際にはおやつに持参しよう。波動では『肝臓』『三半規管』を測定した。
一方、柿の渋み成分はシブオールというタンニンで、甘柿・渋柿を問わず含まれる。渋柿のタンニンは水溶性であるため、食べると渋みを感じる。甘柿の果肉に見られる黒い斑点はタンニンが固まって褐変したもの。柿のタンニンには毛細血管の透過性を高める働きがあり、柿に多く含まれるカリウムとの相乗効果によって血圧を低下させる。
さて、柿は葉にも多くのビタミンCやタンニンが含まれている。「柿の葉茶」は健康茶として有名だ。一般的にビタミンCは熱に弱いが、葉にはビタミンCになる一歩手前のプロビタミンCという形で存在しているため熱に影響されず、体内でビタミンCに変化する。生柿と同様の健康効果が期待できるので、波動数値でご確認いただきたい。
(めいらく波動医科学総合研究所・編)











