波動を高める生活学:きな粉

2007.01.10 138号 7面

きな粉は大豆を煎って粉にしたもの。最近は健康・ダイエット食として見直され、牛乳などに溶かした「きな粉ドリンク」が女性中心に広まっている。

栄養成分は基本的には大豆と同じで、大豆特有のレシチン、サポニン、イソフラボンなどが含まれる。レシチンには通常は混ざりにくい水と油を混ぜ合わせる「乳化作用」があり、血管にコレステロールが付着するのを予防する。また、脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの原料になるので記憶力減退を感じる人にお勧めしたい。『コレステロール血症』『血管』『肥満』『脳全体』が非常に良い数値を示した。

サポニンはレシチン同様に乳化作用があるほか、過酸化脂質の生成を防ぎ、がん予防に役立つ。イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで注目されており、ホルモンバランスが崩れ、骨粗しょう症を発症しやすい更年期の女性に特にお勧めだ。

そのほかの栄養素としては、鉄やカルシウム、ビタミンB1・B2、さらに食物繊維も多く含む。

きな粉は立派な健康食材。ふだんから積極的に取り入れよう。

(めいらく波動医科学総合研究所・編)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: スジャータめいらく