3時のおやつと上手に付き合う法 こんなにあるハーブティーの効用

1996.11.10 14号 3面

近頃人気のハーブティー。ハーブは日本語では「香草」や「薬草」と訳されている。身体だけではなく心にも良い効果があるハーブティーはその効能を大きく三つに分けることができる。一つは身体の中の毒素や老廃物を外に出す効果。次に身体に活力を与える効果。そしてよく知られているリラックス、鎮静効果。

身体の毒素を除外する効果を持つハーブはワイルドストロベリー。利尿効果、新陳代謝を高める効果がある。ダイエットや肝臓、腎臓の機能を正常化する作用、血液を浄化する作用があるとされている。ニキビやむくみ、冷え性を和らげる効果が挙げられる。

身体に活力を与えるハーブはミント、セージなど。強壮効果を持ち、疲労回復に役立つ。ただし刺激が強いので長期の常用は逆効果にもなりかねない。妊娠中、高血圧の人は控えた方が良い。

鎮静効果を持つハーブはカモマイル、ローズなど。心身のバランスを取り戻す効果があるとされる。イライラを鎮め、緊張をほぐす。消化を助け、気管支系に良い効果を持つものも多い。

ハーブティーはアロマテラピー効果はもちろん、リラックスを与え美容、医療において役立っている。多くのハーブがその学名に「薬用の」という種名を付けられていることからも分かる通り、古くから「薬用」として使用されていたようだ。

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