今月のイチ押し商品:富山化学工業・燕龍茶 痩せる神話再来?

1997.06.10 21号 17面

痩せる神話がささやかれ、烏龍茶ブームが巻き起こったのは昭和58年頃。いまや烏龍茶は私たちの生活にすっかり定着した。さて平成の世、烏に次いでブームを起にしそうな気配を背負って日本に渡って来たのが燕の「燕龍茶(やんろんちゃ)」だ。

この「燕龍茶」は一九九○年に中国で医薬品として認定され、その効果効能は高血圧症状、喘息、アトピー、中性脂肪やコレステロール値の低下、糖尿病の予防など期待度は高い。中国の臨床試験のデータを見ると免疫機能の増強、老化防止、精神安定作用など成人病の治療と予防にオールマイティーと言えるほど実に広範な働きが列記されている。

しかも高血圧患者の九割に有効な結果が得られたと報告されている。また高血圧患者はカフェインを摂ることができないが燕龍茶はカフェインを含まない。また胃腸が弱っている時、就寝前でもカフェインの働きを心配する必要なく飲むことができる。その他、女性に不足しがちな鉄分、カルシウムなどのミネラルやフラボノイド、アミノ酸を多く含むのも特徴だ。

もちろん燕龍茶も烏龍茶と同様「痩せる神話」がささやかれそうだ。「痩せる」に最も敏感な若い女性の間ではすでに引っ張りダコなのだから。

燕龍茶とは日本に渡るために付けられた名前。中国では羅布麻(らふま)茶と呼ばれる。羅布麻という植物の葉を原料に作られているからだ。中国で燕は縁起のいい鳥として親しまれているがもう一つ北京という意味も持つそうだ。ちなみに龍は中国を意味する。まさに中国が自信を持って送り込んで来た縁起のいいお茶と言えそうだ。

問い合わせ先・富山化学工業(株)(電話03・5381・3885)

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