日清食品カップ全国小学生陸上大会開く
夏休みの期間中、走って、跳んで、また走って、と全国の陸上競技場で一生懸命汗を流した子供たちがいる。小学五、六年生を対象にした選考会が各地で行われ、勝ち残った子供たちが8月30日(土)、東京・国立霞ケ丘競技場の(財)日本陸上競技連盟主催「日清食品カップ 第13回全国小学生陸上競技交流大会」に集まった=写真。
年々参加者が増加し、地方大会を合わせ二○万人以上が携わる大きな大会となった本大会は、あらゆるスポーツの基本となる陸上競技の拡大に寄与している。過去の大会に参加した選手がアトランタオリンピックに出場したり、陸上競技以外のスポーツでも活躍している。折しも今年の夏はアテネで行われた世界陸上選手権大会の影響もあり、陸上熱は多いに盛り上がった。
後援団体の一つである(財)日清スポーツ振興財団(理事長安藤百福・日清食品会長)は「食とスポーツは健康を支える両輪である」という理念に基づき、走ることの楽しさ、スポーツすることの喜び、そして友情の輪を広げる活動を進めている。
参加した子供たちは「友達が出来た」と嬉しそうに話し、夏休みの最後を笑顔で締めくくっていた。