新刊紹介:『カルピスの忘れられないいい話』カルピス

1997.12.10 27号 13面

カルピス(株)(東京都、電話03・3780・2122)は創業八○周年の記念事業としてモンゴルの伝統的乳製品を紹介した「モンゴルの白いご馳走」(編集・石毛直道、A5判)とカルピスの思い出募集の中から珠玉の入賞・入選作品七二篇を収録した「カルピスの忘れられない いい話」(カルピス(株)篇、四六判)の書籍二冊を発行した。

「モンゴルの白いご馳走」は同社創業者・三島海運が約九○年前に内モンゴルで出会った酸乳に、弱った体調を整えるなどの効果があることに気づき一九一九年、「カルピス」を開発。八○周年記念事業としてカルピスゆかりの地へ、そのルーツを探索すべく学術調査を進め、成果をまとめた。

「カルピスの忘れられない いい話」は「カルピスの思い出」募集に応募があった作品四九四○通の中から選ばれた七二篇を収録。明治、大正、昭和、平成の時代を反映した感動ドラマが「カルピスのヒューマンドキュメント」として表現されている。

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