消費者と会いたい-生産者からの手紙 届け生産者のメッセージ

1997.12.10 27号 13面

今回は創食の会「緑のわ」のメンバー紹介と活動、思っていることをお伝えします。

会は三年前に七軒の農家が夫婦で参加して発足。甘藷、大根、蓮根、梨を中心においしく安全な食材を提供すること。そして同時に環境保全の役割も担うという合意を消費者との間で形成していく努力をしています。緑のわの「わ」には和、輪、環、話の思いを込めています。名刺には夫婦名とそれぞれの思いが「メッセージ」として書かれています。

①木内良太郎・房子「鳴門から心を込めて」(甘藷・大根)②木元一夫・美和「あなたは百姓を見たことがありますか」(甘藷)③酒井理・初江「安全新鮮組」(蓮根)④佐川恭一・弘子「田舎より命にエネルギーを」(甘藷・大根)⑤浜田宏昭・文子「豊かな大地の恵みを求めて」(梨・甘藷)⑥藤村俊光・芳美「頑固な百姓」(甘藷・大根)⑦吉成顕二・くみ「自然との共生をめざして」(甘藷)

全員が夫婦で参加していますから、女性の立場からみた家族協定やグループ間協定などによって「女性が休みをとるには」「特産物を生かした科理方法は?」などのテーマも研究。「わ」の足元固めもしっかりやっています。

(創食の会“緑のわ”吉成顕二代表)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら