だから素敵! あの人のヘルシートーク:女優・浅丘ルリ子さん

1995.12.10 3号 15面

お正月映画といえば「男はつらいよ」。23日から公開される最新作のマドンナは、寅さんの永遠の恋人、あの旅暮らしの歌手リリーだ。演じるのはもちろんこの人、浅丘ルリ子さん。四度目の寅さんとの恋のゆくえ、撮影中の健康管理、いつまでも全く変わらない若さと美貌の秘訣をうかがったところ、「自然体が一番」という答えが笑顔とともに返ってきた。

四度目の恋のゆくえですか。そうですね、台本を読んで感じているのは、寅さんはいつものようにあっちこっち行くのが好きな人だから、いつでもリリーさんのところへ戻ってこられるように、温かい場所を作ってあげればいいんだ、そんな気持ちですね。今度の結末も(いつも通りの)そんな感じですよ。それでいいのかも知れませんね。(二人が結婚したりして)変にカタがついてしまうよりは。寅さんは本当に分からない男性。そのワケの分からないところが魅力なんでしょうね。

一五年ぶりに“くるまや”のセットを見たら、ああ、なんだかすごくちっちゃい。昔はもっと大きかったような気がしました。子供の頃大きく見えたものが、年月がたって見ると小さく見えるというような気持ち。それなのに撮影していると、(前回が)つい二~三年前のような気がして。柴又で撮影していましたら、見物人の人たちから、リリーさんお帰りなさい、待っていたんですよ、と言われて、とても嬉しかったですね。

いつも私は(年に)半年くらいは仕事しないんですが、今回は10月に舞台がありまして、二日間の休みだけですぐこの寅さんのロケーションに入りました。まだずっと舞台の緊張が残っていますから、終わるまでそれを持続させたいと思います。

やせないように、たくさん食べてたくさん寝るようにしてね。

目方は二〇年くらい変わりません。とにかく減らさないように気をつけています。舞台をやると二~三キログラムは減るんですが、今回は一キログラムですみました。

美容法ですか? よく聞かれるのですが、特別なことは全然気をつけていませんね。

若さを維持するとかということは自然にまかせています。タバコは吸いますし、寝不足もします。その代わり、食べるものの好き嫌いはなく、何でも食べますね。

得意な料理ですか? シーザースサラダのドレッシングにはちょっと自信があります。それから残り物で作るチャーハンとか。

いろいろ神経を使うお仕事なので、お休みの日は、何もしないでゆっくりとTVやビデオを鑑賞してリラックスしていますね。とにかく自然体です。

サラダボールの内側に生のニンニクをこすりつけて香りを移し、アンチョビ、クルトンを入れサーバーでつぶす。これにマスタード、粉チーズ、半熟卵(水から入れて3分ゆでたもの)、レモン汁、ワインビネガーをよく混ぜ合わせる。オリーブ油を少しずつ加え、塩、コショウで味を整えればドレッシングは出来上がり。冷水にさらしたレタス、サニーレタス、サラダ菜、チェリー、クレソン、セルフィユ、皮をむいたトマト、半熟卵をこれであえる‐‐というのが一般的。ドレッシングの最初の段階でカリカリに揚げたニンニクとベーコン、アンチョビを使うのがルリ子さん流。