波動を高める生活学:海藻の波動

2001.03.10 67号 15面

四方を海に囲まれた日本では、海藻類がとても豊富だ。わかめはみそ汁の具として代表格だし、昆布や海苔もいたるところに使われている。昔から有名なヘルシー食材なのだ。

最近の健康食品ブームは結構なことだが、値段が高いから効くというような風潮を生み出すケースもある。身近なものの良さを認識してもらえるよう、ごく普通に店頭で販売されている海藻を購入し、測定してみた。

海藻類は食物繊維をたっぷり含んでいる。便秘症の改善や整腸作用には、欠かすことのできない食材だ。便秘の項目では、焼き海苔以外は軒並みプラスの二ケタを示した(当研究所の数値基準は厳しく、二ケタの数値はかなりよい効果が期待できる)。

その他の項目でも、それぞれよい数値が見られた。海藻類の特徴としては、食物繊維以外にヨードとカルシウムが豊富なことも挙げられる。ヨードはチロキシンなどの甲状腺ホルモンを作るのに役立つ。したがって、甲状腺障害の改善に有効だそうだ。また、骨や歯の強化に必要なカルシウムの含有量も飛び抜けている。骨粗鬆症という項目の測定も試してみたが、ひじきのプラス一四には驚かされた。これはぜひとも、骨の弱っている現代っ子に食べていただきたいと思う。そういう筆者も影響されて、刺身わかめと煮ひじきのパックを早速買ってきて食べた次第だ。

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