気になる話題:信州・上田のあずまや高原ホテル、「うつかるの湯」で元気に

2002.06.10 82号 13面

信州・上田の駅から送迎車で四〇分、国道一四四号を左に入ると辺りは本格的な山道。その行き止まり、「え、こんな所に!」とキツネにつままれたような気分になるしゃれたホテルがある。

そのあずまや高原ホテルがこのほど、自慢の温泉をさらにリフレッシュ。雲上の露天風呂では、外気を感じながら折々の季節が描く自然の大パノラマを眺めることができるが、さらに新たに「うつかるの湯」が登場。「うつかる」とは信州弁で「もたれかかる」という意味。檜の枕にいい感じにもたれかかれば、あちらに見えるのは浅間山か湯ノ丸山か。壮大なマウンテンビューを楽しんで、ふと目線を近くに変えてみたら、クローバーをはみに来たカモシカの神秘的な瞳がこちらを見ていた、なんてこともよくあるそうだ。

6月1日~7月31日の「リフレッシュオープンキャンペーン」期間中は、籐のバスケットに入ったオリジナルのバスグッズ(写真)のプレゼントがもらえる。温泉でバスグッズでお手入れしたら、旬の素材を生かした彩り豊かな和風懐石に舌鼓。地酒におしゃべりも弾んで、今夜は長い夜になりそうだ。

翌日、山が好きな人ならば、四阿山登山もいい。この宿を拠点にすれば登り3時間、下り2時間くらいでこの「日本百名山」の一つを満喫できる。

期間中の特別記念価格は、平日三・四人一室九〇〇〇円から。フリーダイヤル0120・54・1263

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