波動を高める生活学:納豆

2003.04.10 92号 15面

独特のネバネバや臭いが災いしてか、嫌いな食べ物ランキングの常連だったのは過去の話。いまやその健康効果が認められ、日本のみならず海外でも人気沸騰中の“納豆”。この納豆の素晴らしさを波動測定で改めて認識してもらおう。

測定には国産大豆を原料とした納豆を用いた。納豆の有効成分として真っ先に挙げられるのは納豆のネバネバした糸に含まれる酵素“ナットウキナーゼ”。心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓(血液の塊)を溶解し、血液の流れをスムーズにする。「血液循環」の波動数値は非常に優秀だ。また、アミラーゼやプロテアーゼという酵素は食物の消化・吸収を助け、胃腸に良い影響を及ぼす。さらに、納豆には食物繊維が非常に多く、一食分で約五グラムも含有している。これは一日の目安の五分の一から四分の一に相当する。それゆえ、「胃」「腸」の数値がなかなか優秀なのだ。

ビタミン類ではB群が豊富だ。これは納豆菌の働きによるもので、B2にいたっては大豆の二倍にも達する。このビタミンは美肌づくりに欠かせない栄養素であり、「皮膚」の数値が高い。さらに、ビタミンK2も豊富で、これが不足すると骨へのカルシウムの沈着が抑制され、骨が脆くなる。このビタミンが骨粗鬆症の予防に役立つことは波動数値により明らかだ。

また、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることにより、ホルモンのアンバランスが原因の更年期障害の予防に役立つ。「ホルモンバランス」の数値の高さを見れば、その効果はまぎれもなく本物だ。

その他には、活性酸素に対抗する抗酸化力の指標となる「過酸化脂質」。そして「がん」の数値も注目してもらいたい。また、納豆をはじめ、山芋やオクラなどネバネバした食品はスタミナ源といわれるが、「疲労」の高い波動数値を見ると納得する。

一見、腐った豆と間違えるであろう、この納豆を初めて食べた遠い祖先に感謝し、朝食の必須メニューにしてみてはいかがだろう。

(めいらく波動医科学総合研究所・編)

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