波動を高める生活学:オクラ
エジプトでは紀元前二世紀から栽培されていた“オクラ”。日本に伝来したのは幕末といわれるが、ぬめりと青臭さが災いしてか、いま一つ浸透しなかったようで、一九六〇年代からようやく認知されてきた。夏が旬のオクラは厳しい夏の暑さに打ち勝つ、必須メニューであることを波動で証明しよう。
オクラの特徴は何といってもぬめりだ。これには食物繊維の“ペクチン”などが含まれている。食物繊維であるペクチンの有効性はいわずと知れた整腸作用だ。『腸』『便秘』の優れた波動数値がそれを物語っている。さらに、血液中のコレステロール、特に悪玉(LDL)コレステロールを下げる働きがある。高血圧や糖尿病にも有効とされる。『コレステロール血症』『高血圧』『糖尿病』の優秀な数値をご覧いただきたい。たんぱく質の消化・吸収を助け、体力増強・疲労回復効果があるため、疲労が蓄積し、胃が弱って食欲が低下する夏バテには持ってこいの野菜といえる。『胃』『疲労』の各項目をご覧になれば納得いただけるであろう。
ビタミン・ミネラル類ではβカロテン、カルシウム、鉄に目を向けた。緑黄色野菜のオクラは眼に対する効果で知られるβカロテンが豊富。カルシウムは一〇〇グラム中、約九〇ミリグラムも含まれており、生のイワシを凌ぐ。鉄は不足すると貧血を招く。これらに関連した波動測定項目として『視力』『骨粗鬆症』『血液』を選択した。
オクラが生えているのをご覧になられたことがあるだろうか? オクラのさやは空に向かって一日二センチ以上も伸び、開花から収穫までわずか五~七日。この生命力こそがアフリカの厳しい自然で数千年も生き抜いてきた所以だ。この生命力を存分にご馳走になり、夏バテ解消に役立てよう。
(めいらく波動医科学総合研究所・編)