100年ボケない生活術 この習慣、この心構えで行こう

2003.08.10 96号 1面

人は誰でも年とともに老化する。それには大きく三つのパターンがある。(1)頭はしっかりしているが足腰が弱る人、(2)その逆、(3)足腰も司令塔(脳)もやられる人だ。多くの人が何とかして寝たきりやボケないで長生きをしたいと望む。一方では、ボケの原因となるアルツハイマー病が急速に増えており、中年の人たちも自分の将来について考えると心配になるのは当然だ。

ストレスから離れ、積極的に趣味を持ち、できるだけ新しいことに挑戦し、外出や人との会話を楽しんで、脳を刺激・活性化しよう。そのためには、無理のない運動をする、脳に栄養を与える食事をとる、前向きな考え方を持つことなどが重要な要素なのだ。今号では、食事を中心にボケ予防生活術を紹介したい。

◆この習慣、この心構えで行こう

1 脳細胞を活性化する

2 脳細胞を増やそう

3 ストレスを排除する

4 記憶の訓練をする

5 うつを排除する

6 脳の打撲を防ぐ

7 ホルモンを減らさない

8 脳のエネルギーを補給する

9 精神を明るくする物質の原料を補給する

10 魚の脂肪酸であるn‐3系のドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸をとる

11 酸化を防ぐ物質、ビタミンC・E、ベータカロテンをとる

12 脳を活性化するビタミンB、微量成分、ミネラルを摂取する

13 適度のアルコールはボケを防ぐ

14 よい睡眠をとる

15 脳の炎症を防ぐ

16 脳梗塞を防ぐために血圧を上げない

17 自立して生きる

18 本人に家族、友人の愛情を知らせる

19 人とのつきあいを大切にする

20 生きがい、生命の永遠性などについて考え、自分なりの意見を持つ

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