早春じゃがいも 「大地のりんご」、いろいろ楽しんで
主食にもなるいも類なので、主成分はもちろんでんぷん。さらにビタミンC・B1・B6、カリウム、食物繊維も含み、フランスでは「大地のりんご」と呼ばれている。りんごの約5倍もあるビタミンCはでんぷんに含まれているため、保存や加熱によって壊れにくいという特徴も。
調理する際は、貯蔵じゃがいもは熱が芯まで伝わりにくく外側が煮えすぎてしまいがち。水からゆっくり茹でると熱が均一に通りやすく、おいしく茹であがる。逆に早春じゃがいも(新じゃが)は、皮が薄く水分が多いので、熱湯に入れてゆでる。
光が当たると味が落ちるため、常温の場合は新聞紙に包み、通気性の良い暗い所で保存。貯蔵物、新物、いろいろなじゃがいもが出回る季節、それぞれの食感を楽しんで。
◆大地が香るポテトサラダ
〈材料・4人分〉
・じゃがいも………………3個
A・「瀬戸のほんじお」…少々
A・こしょう………………少々
・グリーンアスパラガス…2本
・たまねぎ………………1/4個
・ホールコーン缶………1/3缶
・「ピュアセレクト コクうま65%カロリーカット」…大さじ6
〈作り方〉
(1)じゃがいもは皮をむいて8等分に切る。鍋に水と一緒に入れて火にかけ、沸騰したら10分ほど茹でる。ザルに上げて水気を切る。
(2)鍋に戻し入れて再び火にかけ、揺すりながら水気をとばす。ボウルに移し、熱いうちに粗くつぶし、Aで下味をつけて冷ます。
(3)アスパラガスは3cm長さに切り、塩茹でする(塩は分量外)。たまねぎは薄切りにし、塩少々(分量外)で塩もみし、しんなりしたら水にさらし、水気を絞る。
(4)ボウルに(1)のじゃがいも、(2)のアスパラガスとたまねぎ、汁気を切ったコーン、「コクうま」を加えてまぜる。
レシピ=味の素KK