野末雅之店長　中島謙太農産チーフ（左）と

富士・富士宮近郊野菜コーナー

　◆富士山周辺の地場野菜コーナーが充実（野末雅之店長）

　マックスバリュ富士八幡町店は富士山の南側、静岡県富士市にあります。晴れた日にはお店から富士山が裾野まで大きく見えます。富士市は伏流水を利用した製紙や自動車部品などの工場が多い工業都市ですが、最近では農業や観光にも力を入れています。

　●古くから地元のみなさまに愛されて

　店の南東側には町名の由来となった平垣八幡宮があります。江戸時代に富士山の噴火などの天災を鎮め、復興を願ってつくられたとされています。この店舗は当社の前身であるヤオハンからの店を2009年に建て替えたもので、古くから地元のみなさまに愛されてきました。おかげさまで現在も当社トップクラスの来店客数を誇っています。

　周囲には幼稚園や学校も多く、子育て中のお客さまが多いことも特徴です。均一セールの火曜日や週末、65歳以上の会員さまが1割引となる「すこやかカメさんデー」は特ににぎわいます。

　●生産者の顔が見える売り場づくり

　周辺ではさまざまな野菜や果物がつくられています。当店では農産コーナーの壁面いっぱいに「富士・富士宮近郊地場野菜コーナー」を設けています。本日は大根、ほうれん草、だいこん菜、小かぶ、伊豆産のニューサマーオレンジなどが入荷しています。旬のトマトにも力を入れていて、地元の生産者さまの顔が見える新鮮な商品を多数取り揃えています。全国からのトマトも平台をいっぱいに使って、さまざまな産地の商品を紹介。トップバリュの「料理の素」などと野菜を同じ棚にまとめたコーナーも好評です。

　隣の富士宮市にある朝霧高原は酪農が盛んで、地元の乳製品を使ったスイーツ類も販売しています。独特のコシが特徴の「富士宮やきそば」も大きく販売コーナーを設けています。お客さまにはそれぞれ好みの製麺所やソースがあるので、常に数種類を用意しています。

　●地元の逸品を積極的に紹介

　マックスバリュ東海では毎月「じものの日」を実施しているほか、「地元の逸品」の販売にも力を入れています。富士山のすぐそばという恵まれた環境に感謝しつつ、今後も地元の商品を積極的に紹介し、さらにお客さまに支持される店を目指します。