ねぎ 泥付きねぎは、いまだけ登場

2023.01.01 330号 01面
香ばし長ねぎと大根みぞれスープ

香ばし長ねぎと大根みぞれスープ

「ほんだし」

「ほんだし」

 根深ねぎはかつて関東エリアのものだったのが、いまでは全国へ。葉酸を多く含み、ビタミンC、カリウム、カルシウムも。特有の刺激臭はアリシン。殺菌作用があり、炭水化物をエネルギーに変えるのを助けるビタミンB1の吸収を高めるので、疲労回復にもうってつけ。アリシンは揮発しやすいため、あまり長く煮ないで。緑と白の境目がくっきりしているものが良品。冬場に出回る泥付きねぎは土中に埋めると春先まで保存可能。

 ●切り方で風味が変化

 薬味に使う薄い輪切りの「小口切り」は、周りのシャキシャキと芯のとろっとした食感を一緒に。筒切りは、煮たり焼いたりして味のしみた外側と、風味を残した芯の部分を味わって。すき焼きは切り口が大きく味がしみやすい「斜め切り」に。「針ねぎ」は、4~5cmの長さにしてから繊維に沿って1mm幅ほどのせん切りに。煮魚や麺類の上にのせて。

 ◆香ばし長ねぎと大根みぞれスープ

 <材料・2人分>

 ・大根……8cm(200g)

 ・白菜……120g

 ・長ねぎ……40g

 ・鶏もも肉……100g

 ・しょうが(みじん切り)……10g

 A・水……400ml

 A・「ほんだし」……小さじ1・1/2

 ・「瀬戸のほんじお」……少々

 ・「AJINOMOTOサラダ油」……大さじ1

 <作り方>

 (1)大根はすりおろし、ザルに上げて水気をきる。

 (2)白菜は3cm長さに切り、ねぎは4cm長さに切る。鶏肉はひと口大に切る。

 (3)鍋に油を熱し、(2)のねぎを入れて焼き目がつくまで焼き、いったん皿に取る。

 (4)同じ鍋にしょうがを入れて炒め、香りが立ったら、(2)の鶏肉を加えて炒める。肉の色が変わったら、(2)の白菜、(3)のねぎ、Aを加えて煮立たせ、アクを取る。

 (5)肉に火が通り、野菜がやわらかくなったら、(1)の大根おろしを加えてひと煮立ちさせ、塩で味を調える。

 レシピ提供:味の素KK

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