漢方スローライフ 季節と一緒にいい加減(192)春分 ワニ梨をお祝いメニューに

2026.03.01 368号 08面
アボカドの生ハム巻き

アボカドの生ハム巻き

アボカド

アボカド

 ●24節気 春分(3月20日~4月4日)

 太陽が真東から上がって真西に沈む日。国民の祝日「春分の日」。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」目的で制定されました。

 この時期は卒園・卒業・異動などのお祝いも多く、料理も春らしい華やかメニューがいいですね。そんな時にはアボカドが大活躍!洋梨型でワニのような皮をしているので、「アリゲーターペア」(ワニ梨)との別名もあります。

 栄養素としては、ビタミンA、C、不飽和脂肪酸も。カロリーが高いため、1日の摂取量は半分から1個までが適量。

 熟すにつれて皮が緑→深緑→チョコレート色へと変化していきます。完全に黒くなったものが完熟で、軽く押すと少し弾力を感じる状態が食べ頃です。すぐに食べない時は、少し緑色でかたさがあるものを選び、追熟させて利用しましょう。

 ●ごうんろっきで気象うらない

 五運六気・2026年(丙午年)春が来て暖かくなるはずが、主運が火運不及で火の力が及ばず、冬の寒さを引きずりそうです。

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 五運は、5惑星「木(風)・火(暑、熱)・土(湿気)・金(乾燥)・水(寒)」をなぞらえた天の気。六気は、地球の地の気である「風・寒・暑・湿・燥・火」。この組み合わせで24節気ごとに巡ってくる気象と、それが私たちの身体に及ぼす影響を予想するのが「五運六気」。

 ◆アボカドの生ハム巻き

 春らしい緑でオレイン酸を

 エネルギー226kcal たんぱく質8.7g 塩分1.5g(1人分)

 〈材料・2人分〉

 ・アボカド……1/2個

 ・長芋……5~6cm

 ・生ハム……6枚

 ・サニーレタス……2枚

 ・ミニトマト……4~6個

 〔ドレッシング〕

 ・オリーブオイル……大さじ1

 ・リンゴ酢……大さじ1

 ・塩、こしょう……各少々

 〈作り方〉

 (1)食べ頃のアボカド(皮の色が黒っぽく、指で押すと弾力を感じる)を使用し、包丁で縦方向にぐるっと、種のところまで切れ目を入れる。ねじるようにして2つに割り、種をとって皮をむき、1/2個を縦6つに切る。

 (2)長芋は皮をむき、長い方向に6つに切る。

 (3)(1)のアボカドと(2)の長芋を生ハムで巻いて、レタスとミニトマトを添えた器に盛りつける。好みでドレッシングをかけていただく。

 ●アボカド avocado

 【栄養学】オレイン酸などの不飽和脂肪酸が豊富で、悪玉コレステロールを抑える働きが期待されます。カロリーが高いので食べ過ぎには注意。

 【薬膳学】脾(胃腸)の働きを高め、気を補うことで体力増強に役立ちます。腸を潤し通便を促す効果があるので、便秘の改善にも。

 東京栄養士薬膳研究会 栄養士・国際薬膳師 松尾貴代(レシピも)

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