大田泰弘店長　大山智佳農産マネージャー（右）と

　イオンモール大高は201の専門店とイオン大高店からなる大型店舗です。お店のある名古屋市緑区は、30～40代のファミリー層が多く、平均所得が比較的高いという地域特性があります。当店では、このファミリー層をターゲットに「楽しさ」の演出に努めています。

　●鮮度前面に、旬の野菜並べる

　野菜売り場では「鮮度」を前面に打ち出し、週ごとのテーマに沿って旬の野菜を並べるという売り場作りを実践しています。料理に役立つレシピも掲示していて、お客さまに好評です。

　品揃えに関しては、地域特性を考慮して、例えば、アボカドやパプリカなど30～40代に人気の野菜を多く並べたり、トマトもさまざまな品種を取り揃えたりしています。

　果物コーナーは演出で工夫をしています。9月上旬にはぶどう売り場の上に風船でつくったぶどうを吊り下げましたが、大人からは「売り場が一目で分かる」、お子さまからは「あ、風船のぶどうだ！」と好評でした。生の果物に関しては必ず糖度を表示して、お買い物の参考にしていただいています。

　●魅力ある店と売り場をめざす

　今年は味の素さん、JA全農長野さんと「えのきたけの炊き込みごはん」の店頭コラボレーションを実施しました。

　炊飯器にお米と刻んだえのきたけ、「Coo kDo（R） 香味ペースト（R）」を入れて炊き、炊き上がったらゆでた枝豆を混ぜるという簡単調理ながら、低カロリーで食欲の秋も満喫できる点が、お客さまの関心を集めました。

　当店がカバーする地域は、今後も人口増加が見込めることから、イオンリテールの中でも重要な位置を占めています。今後も、一人でも多くのお客さまにお越しいただけるような魅力ある店作りに努めていきます。