イオンのフードアルチザン(食の匠)活動 イオンリテール南関東カンパニー

2024.12.01 353号 07面
カレーや唐揚げは子どもにも人気

カレーや唐揚げは子どもにも人気

開成弥一芋の販売コーナー。塩・こしょうで味つけした試食もご用意

開成弥一芋の販売コーナー。塩・こしょうで味つけした試食もご用意

食と地域を豊かにする「フードアルチザン(食の匠)」活動はこのマークが目印

食と地域を豊かにする「フードアルチザン(食の匠)」活動はこのマークが目印

「開成弥一芋は、年々収穫量も増えています。店頭に立つと“おいしい”というお客さまの声が聞こえて励みになります」と辻会長

「開成弥一芋は、年々収穫量も増えています。店頭に立つと“おいしい”というお客さまの声が聞こえて励みになります」と辻会長

イオン秦野店の伊藤滋店長も店頭で応援。「毎年この時期を楽しみにしてくださっているファンも多いんですよ」

イオン秦野店の伊藤滋店長も店頭で応援。「毎年この時期を楽しみにしてくださっているファンも多いんですよ」

 ●神奈川県唯一のブランド「開成弥一芋(かいせいやいちいも)」

 全国各地で郷土の味を守り続ける多くの生産者のみなさまと手を携えて、地域産品の保護・保存・ブランド化をするのが、イオンのフードアルチザン(食の匠)活動です。日本の食文化の継承を担う、イオンの重要な活動のひとつです。

 神奈川県で唯一、フードアルチザンのブランドになったのが「開成弥一芋」。今年も順調に出荷され、開成弥一芋研究会の辻理孝(まさたか)会長がイオン秦野店でPRをされるというので、お話を聞いてきました。

 ●白い肌とねっとりした甘みが魅力

 神奈川県開成町の地元農家の有志が研究会をつくり、町の支援のもと復活させた幻の里芋。色白の肌、ねっとりとした食感と甘味がお客さまに大人気。

 お客さまからは「甘みがあっておいしい」「ほくほくしている」などの声が。50代女性は、「この時期、いつもこの開成弥一芋を買うのよ」と話してくれました。

 ●フードアルチザン認定で若者の後継者が増加

 開成弥一芋がフードアルチザンに登録されたのは、2013年。辻会長は「イオンのフードアルチザンブランドになったことで、後を継いでくれる若者が増えました」と、うれしい効果を語ってくれました。現在は1道1府28県の41品目の伝統食材が地域ブランドとして登録されています。

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