ホッとコーヒータイム(43)「コーヒー」と「コーヒー飲料」の違い
缶や紙容器入りのコーヒー(液体)のパッケージには、「コーヒー」や「コーヒー飲料」などと表示されていますが、この違いは何でしょう?
「コーヒー」と「コーヒー飲料」の違いは、コーヒー豆の使用量などの違いを示しています。これは公正取引委員会が認証した「公正競争規約」というルールの下、製品の内容ごとに分類されているのです。「コーヒー」は、コーヒー豆の使用量が、内容量100g中に生豆換算で5g以上のもの。一方「コーヒー飲料」は、内容量100g中に生豆換算で2.5g以上5g未満の豆が使われているものを指します。
コーヒー豆を原料とした飲料、またはコーヒーに砂糖や乳製品などを加えて容器に密封した飲料は、多くの製品があります。どれもコーヒーの飲料に変わりはありませんが、豆や他の食材との使用比率などによって、製品の「名称」を区別して表示しているのです。
あなたの周りのコーヒー製品もチェックしてみては?
●コーヒー飲料の分類(「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」より)
コーヒー…内容量100g中、生豆換算で5g以上のコーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分を含むもの
コーヒー飲料…内容量100g中、生豆換算で2.5g以上5g未満のコーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分を含むもの
コーヒー入り清涼飲料…内容量100g中、生豆換算で1g以上2.5g未満のコーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分を含むもの
コーヒー入り清涼飲料(カフェインレス)…カフェインを90%以上除去したコーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分のみ使用したもの
コーヒー入り炭酸飲料…コーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分に二酸化炭素を圧入したもの
※内容量100g中、生豆換算で1g未満のコーヒー豆の使用の場合は「清涼飲料水」。乳の使用が多い場合は「乳飲料」。
●きくのIFCコーヒードリップバッグ コロンビアブレンド
コロンビア豆の特徴でもある「コクがあり、マイルドな風味」をもつ、ほど良い味わい。1パック8g×5袋入り、168円(希望小売価格)※要冷凍・冷蔵品
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「きくのIFCコーヒー」は、鮮度を重視し、焙煎直後の豆を急速冷凍して、高機能ガス(アロマ)を封じ込める特許製法で作られ、煎りたて・挽きたての鮮度と風味が味わえる。
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