ほっとコーヒータイム(107)コーヒー豆の国別輸入量

2017.08.01 265号 06面

 あなたが飲んでいるコーヒーは、どの国で生産されたものですか?

 世界の60カ国以上で生産されているコーヒー豆。日107本は、消費量のほぼ全量を輸入しており、その貿易相手国は50カ国近くに及びます。

 財務省貿易統計によると、2016年のコーヒー生豆の輸入全量は43万5140t。輸入量が最も多い国はブラジル(13万7860t)で、2位ベトナム、3位コロンビアと続きます。この上位3カ国だけで総輸入量の約7割を占め、グアテマラ、インドネシア、エチオピアを含めた上位6カ国の合計は、全体の9割にあたります。また、2016年と、10年前の2006年を比べると、06年は5位だったベトナムが、16年には2位になるなど、国別輸入量の順位はだいぶ入れ替わっています。他にも、ラオス、ウガンダ、ニカラグア、グアテマラ、タンザニアも10年前に比べ輸入量が大きく伸びています。

 コーヒー生豆の輸入量は、天候や作柄、相場など生産状況の影響や、その国の経済、社会情勢や政策によっても大きく変わります。持続可能で安定的なコーヒー生豆の調達に向け、生産・消費、両面からの対策が必要となっています。

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 ▼めいらくグループお客様相談室 TEL 0120・668833(9~18時)

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