ほっとコーヒータイム(111)コーヒーの味「ボディ」とは

2017.12.01 269号 06面

 コーヒーの味を表す言葉に、「ボディ」という表現があります。

 「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」などと、ワインのラベルなどにも書かれているのをよく見かけますが、その意味はなんでしょうか。

 「ボディは英語で、カラダでしょ。ならば、フ111ルボディは全身?

 ライトボディは、軽いカラダの意味かしら」。

 フルボディは英語でfull-bodiedと書きます。この場合のボディとは、密度(そのものを構成する密度)という意味で使われていて、口の中で感じる重さ、厚みを表します。

 その強さの度合いによって、強い(重い)ものから「フル」「ミディアム」「ライト」の順で分かれます。日本語でフルボディは「コク」や「濃厚」「ふくよか」などと表現されます。

 味の好き嫌いは、一人ひとりの感性によって違いますし、同じ人でも、その日の気温や体調、一緒に食べ合わせる料理といったシチュエーションによっても変化します。そこで、フル、ミディアム、ライト、さまざまな種類の味を経験し、知識を得ておくと、その時々の気分や状況にぴったりのコーヒーを選ぶことができ、味わう楽しみが広がります。

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 深いコクと苦みが特長の、味わい深いブレンドです。1パック8g×5袋入、160円(税別)。

 ※要冷凍・冷蔵品

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 「きくのIFC」は、一般的に流通時の破袋防止のために行われる焙煎豆のガス抜き処理をせず、焙煎後低温保管し48時間以内に包装することでアロマを封じ込めるので、豊かな香りが広がり、健康効果も期待できます。

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