宮城県北西部の東北自動車道古川ICより約2km、石田工業団地内に位置する尾西食品 宮城工場
アルファ米のパイオニアとして、90年近い歴史を有する尾西食品(株)。第二次世界大戦後は災害非常食として活用され、長期保存食のうち米飯類ではトップシェアを誇る。国内初の宇宙食、登山者の山岳携行食など用途は幅広く、近年は食物アレルギーやハラルに対応した商品のほか、長期保存のパンやクッキーなどアイテムの拡充を図っている。同社の主力工場であり、2018年には物流センターも併設し、物流の効率化を実現した宮城工場を取材した。