株価からみた食品企業動向:味の素
○カルピス社との相乗効果に関心 海外売り上げ好調持続 1兆円超の売り上げ規模を持つ大手食品企業、味の素(2802)。07年はカルピスの完全子会社化というM&Aを成功させた。株価は秋口からの急落後に鋭角的な切り返しをみせている。 味の素の9月中間期業績は、国内食品事業の低迷を海外食品分野と医薬品事業で補う形となった。飼料用アミノ酸の営業利益予想を下方修正したほか、下期(10~3月)からは買収したカルピス社の「のれん代償却費」
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