環境省と経産省、「容リ法」の見直し 現行枠組み維持

総合 ニュース 2016.06.06 11363号 01面

 2013年9月に始まった容器包装リサイクル法(容リ法)の見直しが5月31日に終わった。環境省と経済産業省それぞれの審議会の下部組織の合同会合が同日行われ、容器包装リサイクル制度の施行状況の評価・検討に関する報告書をまとめた。現行の枠組みを維持した。大きな争点であった市町村の分別収集の費用を企業が負担する考えは示されなかったが、業界などの自主的な取組みを促すなど、企業の環境への配慮を求めた。報告は抽象的な表現が多く、法律の改定にはならなかったが、食品産業には環境省、経産省、農

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら