日本洋酒酒造組合、「ジャパニーズウイスキー」早期に定義化
国産ウイスキーの需要が国内外で高まる中、いわゆる「ジャパニーズウイスキー」の定義化へ向けた動きが加速する。海外市場では紛(まが)い品が散見される問題が指摘されていた。日本洋酒酒造組合の岸本健利理事長(ニッカウヰスキー社長)は11日に会見し「早期に定義化を図る」との考えを明らかにした。 現在、ジャパニーズウイスキーの明確な定義はない。岸本理事長は「海外では日本国内で造られているがウイスキーとはいえない商品にまでジャパニーズウイスキーと銘打って販売され