日本シーム、廃棄食品の分離機を発売 コスト削減などに寄与

高速回転・遠心分離で廃棄食品とプラスチックを確実に分離する「ブンリィ」

高速回転・遠心分離で廃棄食品とプラスチックを確実に分離する「ブンリィ」

 日本シームは、賞味期限切れなどの中身入り食品容器・パック類をプラスチックと食品に分けられる分離機「ブンリィ」をこのほど開発し、2月から本格販売を開始した。産業廃棄物処分の前処理として有効で、処理物を減容化することで廃棄コストの削減に貢献する。産廃業者による廃棄食品の不正転売が問題視される中、引き合いがありそうだ。  ブンリィは中身の入った食品容器類を破袋し、遠心分離でプラスチックと食品に分離する装置。弁当・惣菜やレトルト食品、豆腐、漬物などプラスチッ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介