今期の海苔生産は史上初めて、4年連続の価格上昇で着地しそうだ。生産量は前年並みだが、単価は、前年比12%増の13円以上が見込まれる。相場は平成に入っての最高値を更新し、低収益が続く加工メーカーの台所を直撃。事業継続も危惧される苦境に陥っている。(吉岡勇樹) 漁期は5月まで続き、生産者による共同販売は5月上旬まで。全国漁業協同組合連合会は通期産量を前年と横ばいの74億枚、平均単価を1987年以来の1
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