バレンタイン特集

◆バレンタイン特集:令和初のバレンタイン “チョコを楽しむ時期”提案

菓子 2020.01.29 12005号 05面

●自己消費の掘り起こしと手作り再活性化

令和初のバレンタインは、バレンタイン本来の楽しさを訴求しながら、チョコレートを楽しむ時期としての提案を各社強化する。バレンタインで分母が大きい「手作り」の需要が弱含みで推移する中、再度強化する取組みに加え、自己消費需要の掘り起こしを狙う。

明治が実施した男女2000人を対象にしたバレンタインに関する意識と実態調査の結果によると、「令和初のバレンタイン」のトレンドは、(1)「れ・いわ新時代:義理より感謝のサンクスチョコ」=職場の定番「義理チョコ」が感謝の気持ちを伝えるための「サンクスチョコ」に(2)「い・つもより少しリッチな予算。平均から200円UP」=令和初のバレンタインチョコ予算は平均4923円で平成最後の昨年から200円上昇(3)「ワ・イガヤで楽しむ おうちでチョコパ・みんなで花金バレンタイン」=20年のバレンタインは金曜日で10、20代男女の半数以上が「おうちでチョコパ」に意欲があり、「#チョコパなう」が急増(4)「パ・パには低GI、私は美肌 相手に合わせて健康機能を選ぶ」=チョコを贈る女性の半数以上が「健康チョコ」を贈りたいと回答。父親には「低GI」、私には「美肌」を期待しチョイス(5)「つ・くって感謝を伝えたい・娘から父への手作りチョコ」=10代女性の56.3%が「父親」にチョコをあげる予定であげるチョコは「手作り」(53.3%)が主流になると予測。

また、ダーク、ミルク、ホワイトに続く第4のチョコ「ルビーチョコレート」もさらに注目を集めそうだ。開発したのは、スイスに本社を置くグローバルチョコレートメーカーのバリーカレボー社。ホワイトチョコの開発から約80年ぶりにチョコの新カテゴリーが誕生した。18年にネスレ日本が、世界に先駆け日本で初めて商品化した「キットカットショコラトリーサブリムルビー」を発売。その後、世界中に「ルビーチョコ」の波が広がった。

バリーカレボージャパンのパスカル・ムルメステール社長は9日開催の発表会で、これまで輸入していた「ルビーチョコ」を、群馬県高崎市の自社工場で生産を開始することを明らかにした。第1弾として、森永製菓が14日に発売した「カレ・ド・ショコラ〈ルビーカカオ〉」向けに供給を開始。供給能力は非公表だが、「必要な量は供給できる」(パスカル社長)見通しだ。「ルビーチョコ」が、日本で展開を開始してから3回目となる20年バレンタインでは、森永製菓の「カレ・ド・ショコラ〈ルビーカカオ〉」や、ネスレ日本の新作「キットカットショコラトリールビー2020アソート」、不二家の「ルック宝石ショコラ〈ルビーカカオ〉」および洋生菓子の「ルビーカカオのクリームケーキ~フランボワーズ仕立て~」など大手製菓メーカーが新商品を発売。

また、ファミリーマートは、「オリジナルルビーチョコレートギフト」をはじめ、菓子、スイーツ、パン、チルド飲料など最大13種類を展開。外食では、シャノアールが展開する「カフェ・ベローチェ」で「ルビーチョコレートラテ」「ルビーチョコレートケーキ」などを提供する。(青柳英明)

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