「珠洲焼」後継者育成へ アンリツら4社が奨学金制度「珠洲焼みらい基金」運営

ニュース 総合 2025.07.25 12970号 05面
篠原敬氏作の珠洲焼

篠原敬氏作の珠洲焼

 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市の伝統工芸「珠洲焼」の復興を支えるため「珠洲焼みらい基金」が創設され、研修生を対象にした奨学金制度が始まった。将来の陶芸家を育てることで、失われかけた伝統文化を継承し、地域経済の活性化を目指す。
 「珠洲焼みらい基金」は6月、アンリツの濱田宏一社長を代表理事として設立した。アンリツ、浜松ホトニクス、ヒロセ電機など計4社が趣旨に賛同し、奨学金制度を運営する。給付対象は珠洲市が設ける「珠洲焼基礎研修課程」の研修

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