三幸製菓、米粉の「もちきゅあ」 “和グミ”で若年層開拓

菓子 ニュース 2025.11.26 13035号 08面
「いちご大福風味」(左)と「みたらし団子味」

「いちご大福風味」(左)と「みたらし団子味」

足立和彦執行役員

足立和彦執行役員

 三幸製菓は、米粉と求肥(ぎゅうひ)技術を生かしたソフトグミ「もちきゅあ」を全国発売した。米菓市場は約2400億円で横ばいが続き、主要購買層の8割が50代以上を占める。若年層との接点拡大が課題となる中、10~20代を中心に成長を続けるグミ市場へ参入した。
 開発では、米粉特有の粘性による固まり・べたつきが障害となり、配合比や上掛け粉、解凍条件など、量産適性を満たすまで試行錯誤が続いた。最終的に、常温流通が可能な軟らかい“とろむにゃ食感”の確立に成功した

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