地域の食景色:白鹿記念酒造博物館 酒林の付け替え 新酒の季節告げる風物詩

酒類 ニュース 2025.10.31 13022号 01面
付け替えられた青々とした酒林

付け替えられた青々とした酒林

 【関西】白鹿ブランドを展開する辰馬本家酒造の令和7酒造年度に初めて新酒をしぼる「初揚げ」となった10月27日、新酒の季節を告げる風物詩として兵庫県西宮市の白鹿記念酒造博物館の玄関先につるされていた「酒林」の付け替えが行われた。同社の社員らが直径約85cm、重さ約90kgの青々とした新しい酒林をつるした。
 酒林はスギの葉を束ねて球状にまとめたもの。江戸時代には新酒ができたことを知らせるため、酒屋の看板として軒先につるされるようになった。初めは青々とし

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