缶コーヒー特集2024

缶コーヒー特集:コーヒーを愛し人生を捧げた男、三浦義武 幻の缶コーヒー開発

飲料 2024.11.11 12851号 11面
三浦義武のコーヒーへの思いは現代でも受け継がれている

三浦義武のコーヒーへの思いは現代でも受け継がれている

幻の缶コーヒー「ミラ・コーヒー」(資料提供=日本テレビ)

幻の缶コーヒー「ミラ・コーヒー」(資料提供=日本テレビ)

 今から約40年前、コーヒーをこよなく愛し、人生を捧げて人々にコーヒーのおいしさを伝え、幻の缶コーヒー「ミラ・コーヒー」を開発した三浦義武がこの世を去った。義武のコーヒーに対する情熱や独自の抽出技術は移ろいゆく時の中でも息づき、「ヨシタケコーヒー」として故郷の島根県浜田市を中心に現代でも愛されている。
 1899(明治32)年生まれの義武は大学進学後、コーヒーの持つ成分への興味から出発しおいしいコーヒー作りにのめり込み、ブレンドと焙煎を工夫することで理

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら