ニチレイフーズ、「チャーハンの日」制定 各業態でPR強化

「チャーハンの日」ロゴマーク

「チャーハンの日」ロゴマーク

 冷食最大手、ニチレイフーズはこのほど、8月8日を「チャーハンの日」として日本記念日協会に登録申請し、認定された。制定した同社は「チャーハンをより身近に、おいしく食べてもらうためのきっかけを作りたいと考え、まずはオリジナルのロゴマークを制作し、家庭用・外食・中食など業態をまたいだプロモーション活動で生活者へ訴求していく」としている。

 性別・年齢を問わず人気のあるチャーハンは夏場に需要が高まることから、中華料理業界全体でメニューとしてのチャーハンを盛り上げていくことが制定の目的。日付はおいしいチャーハンの特徴である「パラ(8)パラ(8)」の語呂合わせによる。また近年の厳しい残暑で食欲や体力が減退する時期に、「コメのパワーが詰まった熱いチャーハンで元気に夏を乗り切ってもらいたい」との願いを込めたという。

 1人当たりのコメ消費量が減少を続ける中、外食や中食など業務用、即食性のある市販冷凍米飯などの市場でコメ需要は高まっている。中でもチャーハンは幅広い年齢層で好まれている人気メニュー。

 ニチレイフーズは家庭用・業務用の両市場で冷凍チャーハンを主力商品の一つとしているカテゴリー・リーダー。今春にも独自の加熱工程(特許技術)を採用してリニューアルした家庭用の新「本格炒め炒飯」が好調な販売を記録している。姉妹品の「本格炒め炒飯(塩)」も相乗効果で好調という。記念日制定を機に、「国内米飯マーケット活性化の一翼を担うべく、夏場のチャーハン需要を盛り上げていく」と同社の熱気も上昇中だ。

 (本宮康博)

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