農水省、備蓄米で新ルール設定 「買戻し条件付売渡し」可能に
農林水産省は1月31日、有識者でつくる審議会の食糧部会を開き、長引くコメの高騰と流通の停滞を解消するため、政府備蓄米の放出に向けた制度の見直しを決めた。放出の新たな手法として「買戻し条件付売渡し」を運用ルールに定めた。主食用米の流通に支障が生じていると判断した場合、在庫がひっ迫している中間流通業者や集荷業者に対して入札形式で備蓄米を売り渡し、その後1年以内に同等同量の国産米を業者から買い戻すこととする。
昨年夏の「令和の米騒動」以降、価格高騰が収ま