チルドカップコーヒー特集:需要掘り起こしで1000億円突破可能 チルドならではの品質・味覚追求を

清涼飲料 特集 2009.07.01 10174号 07面
デザート系など多品種が混在するようになったチルドカップ飲料の中でも、チルドカップコーヒーは存在感を示している

デザート系など多品種が混在するようになったチルドカップ飲料の中でも、チルドカップコーヒーは存在感を示している

 チルドカップコーヒー市場は成長力が鈍化している。近年2桁成長を続けてきた同市場だが、08年は前年比3%減(本紙推定)とマイナスで着地したようだ。主要因は、08年9月以降の景気の悪化が直撃している。200ml前後で140円という商品設計がドライ商品よりも割高感を与えて、購買意欲の冷え込む市場環境では厳しい局面を迎えている。ただし、品質や味覚については、多くの消費者から高い支持を得ていることから、これまで取り組んできた“チルドならではの品質と味覚”を追求することで、市場が回復す

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