日清製粉グループ本社、ふすまに免疫効果 農研機構と共同研究
日清製粉グループ本社と農研機構は6日、小麦ブラン(ふすま)に含まれるアルキルレゾルシノールという成分に、免疫に働きかける効果があることを明らかにしたと発表した。農研機構は小麦ブランの摂取により、腸管内分泌型IgAという抗体の量が維持される作用の仕組みとそれに関与する成分を明らかにすることを目的として共同研究を始めた。同研究成果から小麦ブラン中のアルキルレゾルシノールは、直接免疫系に働きかけている可能性が示された。この成果は4~8日開催の「日本農芸化学会2025年度札幌大会」