東北地区新春特集:地域に根ざしたものづくり=山形丸魚

缶詰 特集 2009.01.28 10107号 16面
漁業者の現状を見据えて商品開発された缶詰

漁業者の現状を見据えて商品開発された缶詰

 山形丸魚(山形県天童市)は中期経営計画の中で「地産地消」「県産品の仕入れ20%以上」を掲げ、産地、生産者とのコミュニケーションを深めている。県内漁業者の厳しい状況に対しても漁価アップ、小型サイズの有効活用という視点で取り組んでいる。酒田港の正徳丸と組み、水揚げされた日本海鱒(マス)から6万缶の缶詰を製造、販売が始まった。イカの缶詰の計画も進行している。開発を担当した塩冷課・泉谷浩之課長は「漁業者の生活、資源問題などのストーリーとおいしさを理解してもらい、広げていきたい」とし

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