東北発の一押し商品は「宮古産天然わかめ」(右)、「岩手県産北限の干しあみえび」
日本アクセス東北支社の13年度(13年4月~14年1月)乾物実績は0.9%増とほぼ前年並みで推移。カテゴリー別でみると、健康への関心の高まりから雑穀が78.1%増と相変わらず大幅に伸びている。宮城県の郷土の食材として受け継がれている油麩(山形屋商店仙台麩)は前年の5倍と高い伸び。干し椎茸は放射線汚染問題から低相場が続いているが、需要は低迷。総じてだし取りの手間がかかる素材は苦戦を強いられた。ただ農産全体では4%増と堅調に推移した。海産は2.2%減だった。海藻類が9.7%増だ